ASUS M3A78-EMには最大8GB(2GBx4枚)のDDR2しか載らない、とマニュアルに書いているのを確認せず、4GBx4枚のDDR2を買ってしまいました。結果的に4GBx2枚で動きましたが、4GBx2枚が余ってしまいました…。
ブルースクリーンKP41が多発した時にメモリ不足を疑い、4GBx2枚を追加したのがそのまま余ってしまった格好です。
結果的にメモリ不足が原因ではありませんでしたし、元々それほど8GBで困っていたわけでもないので、余った4GBx2枚をメルカリで売ってしまうのがスマートなのですが、使わず売るのが何だかもったい無い…。昔の人の性分です。
そこで、DDR2メモリ4GBx4枚を使い切れるマザーボードを探す事にします。もう断捨離に逆行、追い金、下値追いみたいな行動です。
DDR2時代=32bit全盛=4GBで十分
DDR2メモリが使われていた頃は10年以上前、Windows Vistaの頃でしょうか?64bit版Windowsも出ていましたが、まだまだ一部の方しか使っていなかった印象があります。
32bit版のWindowsは32bitで表せるメモリアドレスにしかアクセスできないので、32bit(2の32乗)= 4,294,967,296(4GB)以上のメモリを積んでも無駄になります。実際、私も1GBx4枚で使っていました。
そんな頃のマザーボードですから、SocketAM2+のマザーボードはDDR2メモリ8GB上限になっています。一応64bitCPUも載るマザーボードですが、8GBもあれば十分、という感覚でしょうね。
その後出たSocketAM3マザーボードは16GB以上のメモリが搭載できるものが多いようです。かつDDR2、DDR3のいずれにも対応しているようです。これです!
SocketAM3とは?SocketAM2+でも16GB?
なんて素晴らしいんでしょう、AMD。昔のユーザを簡単に見捨てない。
しかし、境界が曖昧な分、何がAM2+で、何がAM3用マザーボードなのか良く分からなくなってきます。
どうやら、チップセットが785G、790G、790FXのマザーボードであれば、PhenomII x6に対応し、DDR2メモリを16GB積めるものがあるようです。
以下にDDR2メモリが16GB以上搭載できるマザーボードを挙げます。
ASUS
M4A78-E 790GX/SB750 BIOS最終版 2012/01/31
M3A78-T 790GX/SB750 BIOS最終版 2011/02/21
M4A785D-M PRO 785G/SB710 BIOS最終版 2010/07/23
※Phenom1090Tまでしか正式にサポートされていない
GIGABYTE
GA-MA790FX-UD5P (rev. 1.0) 790FX/SB750 BIOS最終版 2010/07/15
GA-MA790GP-DS4H (rev. 1.0) 790GX/SB750 BIOS最終版 2010/12/24
GA-MA790X-UD4P (rev. 1.0) 790GX/SB750 BIOS最終版 2010/09/08
GA-MA790GP-UD4H (rev. 1.0) 790GX/SB750 BIOS最終版 2010/07/08
GA-MA790GP-UD3H (rev. 1.0) 790GX/SB750 BIOS最終版 2010/09/07
GA-MA785G-UD3H (rev. 1.0) 785G/SB710 BIOS最終版 2010/09/06
GA-MA785GPM-UD2H (rev. 1.0) 785G/SB710 BIOS最終版 2010/09/07
BIOSTAR
TA785GE 128M 785G/SB710 BIOS最終版 2010-07-01
どれがいいの?
(現在のM/B)ASUS M3A78-EM 780G/SB700 BIOS最終版 2010/11/12 ※Phenom1090Tまでしか正式にサポートされていない
チップセットが790FX/SB750、790GX/SB750、785G/SB710とありますが、この順番がスペックが高い順、発売が古い順であるようです。
この頃はグラフィック統合型が流行っていた頃らしく、グラフィックの性能差以外の分かり易い違いは無さそうです。
今現在、グラフィックボードGTX1070Tiを搭載しているので、オンボードのグラフィック性能は関係ありません。
個人的には現在ASUSのマザーボードでGTX1070Tiが動いているので、M4A78-EかM3A78-Tがいいですね。GA-MA790FX-UD5P (rev. 1.0) もチップセットが790FXという点で興味はあります。チップセットで違い、って出るものなのでしょうか?
(参考)「AMD 785G」レビュー。DirectX 10.1に対応した世界初の …
(参考)ハイエンドまで対応する柔軟な統合チップセット – AMD 790GXを試す
本当に買う?
先ほど2千円を切るBIOSTAR TA785GE 128M がヤフオク!に出品されているのを見つけ、買う直前まで行きましたが、送料が1500円弱かかるので思い留まりました。でもヤフオク!の期限付き500円クーポンが使えたんです。買っておけば良かったかな…。
DDR2が16GB搭載できるようになったからといって、劇的に動作が軽くなるわけでもないでしょうね。たぶん、何も変わらないと思います。余っているメモリを使いたい、という自己満足のために3千円を投資するべきか?
だったらDDR3が載るマザーボードを買った方がまだいいのでは?
時代とかけ離れた自問自答はしばらく続きそうです。
後日談(買ってみたけど…)
やっぱりというか、結局16GBに対応したマザーボードを買いました!これでやっと16GBで動かせる、とワクワクして動かしてみたのですが、ダメでした。詳しくは以下で紹介します。
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