以前、Enhanced Character Edit というMOD を使って Horizon Zero Dawn の主人公 アーロイの再現に挑戦しましたが、大人っぽくなってしまい、成功とは言えない結果になりました。
とはいえ、自分なりに満足するキャラクターを作成することはできました。
しばらくおっさんオリジナルのアーロイでSkyrimを楽しんでいましたが、Racemenu というMODでもキャラ作成できることは知っていたので、今回Racemenuにチャレンジしてみました。
Racemenu と Enhanced Character Edit は共存できない
Enhanced Character Edit (ECE) と Racemenu は共存できません。おっさんはECEを使っていましたが、Racemenu をインストールするとキャラクターの顔が崩れました。目と歯だけの顔になりました。
そこで、ECEをアンインストールすると、新たな問題が発覚しました。
「YgNord が選べない…」
そうでした。ECEをインストールして初めて YgNord という種族が選べるようになるのです。
YgNord が使えないのであれば、ノルド(Nord)を使うしかありません。
しかし、ノルド(Nord)という種族が ygNord には近いとはいえ、ノルド独特の特徴があるので Racemenu を駆使してアーロイ化できるのか?ちょっと自信がありませんでした。
Racemenu で YgNord を使う方法
調べてみると、ECEとRacemenuは共存できませんが、Racemenu 環境でYgNordを使う方法はありました。
以降、RacemenuでYgNordを使う方法を紹介しますが、Nordでも若くて美しい女性を編集することはできました。YgNord(ECE)はCBBEに反映するにもひと手間必要だったり、他のMODとの競合も発生するため、面倒くさがりの方はRacemenuをインストールするなら、ECEはきっぱりアンインストールした方が手間いらずです。
Enhanced Character Edit をインストール
おっさんの環境ではインストール済です。
charactermakingextender.exp を Disabled に
おっさんはMOD管理ツールにVortexを使っているため、Vortexでの説明になります。
PLUGINS メニュー を選択し、charactermakingextender.exp を探し、Disabled(無効) にします。
racemenu をインストール
recemenu の MODファイル(”RaceMenu Special Edition v0-4-16-19080-0-4-16-1601805673.7z”)をダウンロードし、Vortex の MODSメニュー に ドラッグ&ドロップし、Enabled にします。これでRacemenuでもYgNordが使えるようになりました。
ついでに Expressive Facegen Morphs SE もインストール
このMODはRacemenuを拡張するMODで、Racemenuの品質を向上し、使い易くなるようです。
Racemenu 同様にVortexよりインストールしました。
Racemenu は使えたが…プリセットが保存できない
さて、Skyrim を起動し、「Alt」 + 「漢字キー」 でコンソール画面を起動し、”showracemenu”でキャラ作成画面を起動します。
あら?何だか見慣れたECEの画面です。Racemenu の画面ではありません。なお、YgNordは使えますが、ECEでの編集は無効になっていて顔が変わっています。
それでも、”Brow – Angle” や “Brow – Height”といった Racemenu の項目は追加されており、実際に使うこともできます。以下は編集途中のアーロイです。
ECE同様にキャラ作成ができるならこのままでもいいか、と編集を続けましたが、画面上に見えている”SCME_Undo”といったメニューは使えませんし、本来Racemenuで使えるはずのプリセットの保存や、スカルプモードといった機能も使えません。
これではRacemenuを入れた意味がないので、Racemenuを再インストールしてみましたが、変わりありませんでした。
なぜうまくいかないのか、原因は分かりませんが、Vortexを使ってだめだったので、手動でインストールしてみることにしました。
Racemenu の手動インストール
既にVortexでRacemenuをインストールしているため、純粋に新規でインストールする手順とは異なりますが、以下の方法でうまくいきました。
Racemenuのアンインストール
Vortex の MODS メニューで、Racemenu(”RaceMenu Special Edition v0-4-16-19080-0-4-16-1601805673.7z”)をアンインストールの状態にします。
Racemenu ファイルを解凍しDataフォルダにコピー
Racemenu(”RaceMenu Special Edition v0-4-16-19080-0-4-16-1601805673.7z”)を解凍し、Skyrim SE の Data フォルダにコピーします。私の場合、Steam をインストールしたのが C:\Steam のため、Data フォルダは以下のなります。
C:\Steam\steamapps\common\Skyrim Special Edition\Data
Vortex で Racemenu を有効化
Vortex の PLUGINS で、”RaceMenu.esp” と “RaceMenuPlugin.esp” を Enabled にします。
念のため、先ほどMODS メニューでアンインストールしたRacemenu も Enabled に戻します。
Racemenu の使い方
コンソールより showracemenu でRacemenuを起動します。Racemenuの画面が表示されました。
Sliders
追加されたパラメーターは英語です。何となく意味は分かりますが、どう変化するかは実際にマウスで一つ一つ動かして確認しながら調整しました。
Presets
作成したキャラクターのパラメーターをセーブしたりロードできます。
Skyrim SE の \Data\SKSE\Plugins\CharGen\Presets フォルダに保存されます。
私の環境だと、以下のフォルダです。
C:\Steam\steamapps\common\Skyrim Special Edition\Data\SKSE\Plugins\CharGen\Presets
Camera
「W」「S」「A」「D」のキーでカメラを移動し、スクリーンショットを撮れます。左Altキーを押すとキャラを回転させたり(「A」「D」)拡大/縮小( 「W」「S」 )ができます。
少し分かりづらいのがRate(「E」「Tab」)です。Rateが大きいと1回のキー操作での調整幅が増えます。Rate小さいと微調整ができます。
なお、スクリーンショットは「F12」キーでSteamの スクリーンショット 機能を使いました。Steamの「表示」-「スクリーンショット」メニューより保存先のフォルダにアクセスできます。
Sculpt
かっこいい画面です。ECEにも頂点編集という似たような画面がありましたが、こちらのSculpt画面は何だか難しい…。まだ全く使えていません。覚えたら追記します。
が、使わない予感です。
まとめ
Enhanced Character Edit (ECE) と同様に Racemenu でも綺麗なキャラを作成できました。スライダーの使い勝手や変更できる要素もそれほど違いは感じませんでした。
ただし、ECE ではYgNordという種族が選択できるのが Racemenuとの最大の違いです。
YgNordをベースにすると、比較的簡単に綺麗なキャラを作成できるので、初心者にはオールインワンのECEが取っつきやすいと思います。
Racemenu でも前述のようにちょっと手を加えればYgNordを使えるようになるので、Racemenu 用の拡張MODで使ってみたいものがあれば、Racemenu を使ってみるのも良いと思います。
なお、Racemenu も ECE 同様、アーロイの作成には失敗しました。
私の技術の問題なのだと思いますが、どうしても美しいアーロイになってしまいます。まぁ、本人が満足できれば、どんなキャラでもいいですね!
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