外付けSSDからUbuntu起動!ディスク構成違うとエラー!【バッファローポータブルSSD-PUT/N 】

Ubuntu・iOS
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外付けのポータブルSSD、BUFFALO SSD-PUT500U3-B/N に Ubuntus22.04 をインストールしてみました。

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やりたいこと

ポータブルSSDを自宅の Windows PC に挿してUbuntuを起動し、テレワークのクライアントPCとして利用するのが目的です。

Ubuntu であれば会社のPCにウィルスを感染させるリスクは低いですし、社員に Windows PC を支給するよりコストがかなり抑えられます。

果たしてうまくいくかな?

PC環境(デスクトップPC)

以下のデスクトップWindowsPCに外付けのポータブルSSDを挿してUbuntuをインストールしました。

ポイントは、ストレージはSSD(M.2.NVME)が1つ、という点です。

UEFIマザーボード: ASRock970 Pro3 R2.0 Socket AM3+
CPU: AMD FX8350 X8 (4.0GHz)  
メモリ:DDR3 1600 (PC3-12800) 4GB CL11 KVR16N11S8/4 × 4枚 = 16GB
ストレージ: M.2 NVME SSD (WDS500G2B0C)
DVD-ROM:MATSUSHITA
グラフィックボード: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR
モニター : BenQ EW3270U(31.5インチ 4Kモニタ )
OS : Windwos10 Pro バージョン21H2

インストール手順は同じ

外付けのポータブルSSDにUbuntuをインストールしましたが、内臓のSSDやハードディスクとインストールする時と手順は同じでした。

以下は途中私が選択したオプションです。インストール先のドライブの選択は間違えないようにしましょう。

ディスク(ポータブルSSD)を削除してUbuntuをインストールを選択
ドライブはポータブルSSDを選択
SCSI8(sdc)ポータブルSSDは初期化される

BIOSを変更しポータブルSSDから起動

インストール完了後、PCのBIOSのディスク起動優先順を変更します。ポータブルSSD(BUFFALO SSD-PUT500U3-B/N)を1番目にしてPCを起動します。BIOSの起動についてはPCによって異なるので調べてください。私はDELキーで起動しました。

BIOSを変更しポータブルSSD(BUFFALO SSD-PUT)の優先順を1番目

外付けポータブルSSDからUbuntuが起動!(例外あり)

デスクトップPCから起動

外付けのポータブルSSD(BUFFALO SSD-PUT500U3-B/N )からUbuntu22.04が起動しました。内蔵SSDから起動した時と何ら違いはありません。

デスクトップPCに挿した外付けポータブルSSDからUbuntuを起動

ポータブルSSDを抜くと内蔵SSDからWindows10が起動します。いい感じです。

別のノートPCから起動

今度は古いノートPC(Windows10 )に挿して、同様にBIOSを変更し起動してみました。

こちらも起動しました。思った通りに動作して嬉しいです。

ノートPCに挿した外付けポータブルSSDからUbuntuを起動

別のデスクトップPCからは起動しない(内蔵SSD2つ)

もう1台、古いデスクトップPCがあるのでこちらでも試してみました。このPCには内蔵SSDが2つ入っており、それぞれWindows11 と Ubuntu 22.04 がインストールされています。

すると、エラーで起動しません。

error: invalid arch-independent ELF magic
Entering rescue mode…
grub rescue> _

どうやらOSが入ったブート可能なドライブが見つからない時に出るエラーのようです。

詳しい事は不明ですが、たぶん内蔵SSDの数が1台多いため、ポータブルSSDのデバイス名が変わってしまった事が原因なのだと思われます。

BIOSの設定で内蔵SSDをDisableに設定してみたり、色々試してみましたがダメでした。

デバイス名を固定にする方法もあるようですが、すぐに理解できそうもなかったので諦めました。

外付けポータブルSSDからテレワークも可能

シン・テレワークシステム HTML5 版 Web クライアント を使って会社PCに接続できました。

快適に利用することができました。クライアントPCの性能はそれほど必要ありませんが、ネットワークは安定している必要があります。

まとめ

外付けポータブルSSDにUbuntu を入れ、Windows PC に挿せば簡単に Ubuntu PC として利用できます。

シン・テレワークシステムで会社のWindows PCにリモートアクセスもできました。

社員にWindows PC を貸与しなくても、ポータブルSSDを貸与することで安価にテレワークが運用できそうです。

ただし、ポータブルSSDを作成したPCのドライブ構成と異なる構成のPCではUbuntuが起動しない可能性があります。

もちろん、その環境でもう一度ポータブルSSDにUbuntuをインストールし直せば起動するはずですし、Linuxに詳しい方なら簡単に解決できるのかもしれません。

なにか分かったら報告します。

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